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イ 全体の流れ
・初日出入寮式(保護者同席)
・2日目(日)学寮生交流事業(レク)
・3〜7日目(月〜金)
昼一通常授業
夜一学習活動、創作活動、自由活動
*5日目「便りをだそう」家族あての手紙を書く
*7日目「キャンプファイヤー」
・8日目(土)「千葉県を知ろう」県内の施設見学
・9日目(日)飯盒炊さんと親子で昼食会、退寮式(保護者同席)
ウ 1日の流れ

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?Bジュニアリーダーの協力
東金学寮セミナーは、子供たちが大人の手を借りず自らの手で全てを成し遂げるところに意味がある。したがって学寮生への指導支援は年代の近い人材が望ましい。
東金市ジュニアリーダースクラブは、子供会活動や地域のボランティア活動に積極的に参加し明るい社会づくりに貢献している。そこで、東金学寮セミナーへの協力支援はクラブの活動目標とも合致するものであり、東金市教育委員会を通じ本事業への協力を依頼した。学寮生とともに宿泊し、遊びの指導・食事の指導・学習の補助等を行う。時には学寮生の悩みの相談相手になり、極めて望ましい人間関係を構築している。しかし、基本的には学寮生の世話をするが、決して学寮生の自主自立の行動を阻害しないようよく注意を払って行動している。
?C感想
東金学寮セミナーを終えての学寮生・保護者・学校側の感想は極めて好意的であった。
「学寮に参加して、初めて洗濯を最初から最後までやりました。お母さんの仕事がとても大変なことがわかりました。家へ帰ったらわたしもお母さんの仕事を手伝いたいと思います。」=6年生女子
「どちらかというと親が子離れしていない現実があり、常に心配が先走っていたが学寮をとおして子供はたくましく成長した。また、親も成長したという感想をもった。学寮は良い経験になったと思うし、よい機会を与えていただいたと思う。」=保護者
「学寮生活の体験により、親に感謝する心、自分のことは自分でやる自主性、みんなとなかよく生活する協調性、みんなの知恵や力を集めて新しいものを生み出していく創造性等が培えたと感謝する。」=学校

 

 

 

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